ジュエリーデザイナー歴10年以上の目線から、おすすめの誕生石ジュエリーをご紹介します!4月の誕生石・モルガナイトは4点厳選しました!
自分の誕生月の宝石を身につけると、幸せが訪れると言われている「誕生石」。色々と宝石を知らなくても自分の誕生石は知っていて、いつか手に入れたいと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
4月の誕生石といえば有名なのはダイヤモンドですが、そこに新しく加わった宝石・モルガナイト。ダイヤモンドよりも比較的手頃で入手可能なのが嬉しいモルガナイト。新しい選択肢が増えて選ぶ楽しみも増しますね!
目次
モルガナイトってどんな宝石?
優しいピンク色が、上品な印象のモルガナイト。「ベリル」という鉱物で、その仲間にはエメラルドやアクアマリンがあります。知名度はアクアマリンに劣りますが、希少性はモルガナイトのほうが高いんですよ。同じ4月の誕生石・ダイヤモンドだと、カジュアルに身に着けにくい、婚約指輪みたい、と抵抗がある方も多いようなので、カラーストーンの選択肢が増えたのは嬉しいですね。また、ダイヤモンドよりも同じ価格なら大粒なものが手に入れやすいため、たっぷりと色や輝きを楽しみたい方にもオススメです!
- 硬度:7.5~8
- 色:ピンクからオレンジッシュピンク
- 屈折率:1.583~1.590
- 複屈折:0.007~0.008
モルガナイトの宝石言葉
モルガナイトの宝石言葉は、愛情、優美、清純。愛らしい宝石は、身につけるだけで清純な印象に見せてくれそう。大切な人に贈るにも相応しい石言葉ですね!
モルガナイトを選ぶポイント
モルガナイトは、純粋なピンクからオレンジッシュピンクまで色幅がありますが、濃色のものはありません。柔らかなパステルカラーの宝石ですが、その中でも比較的色が濃いものを選ぶと良いでしょう。オレンジが混ざった色味のものよりも、純粋なピンク色に近いほうが価値は高く評価されます。色の淡さゆえ、宝石の内部が見えやすい石でもあります。内包物(傷や異物を含むインクルージョン)が少ないもののほうが、透明感や輝きを存分に楽しめます。より天然石らしい個性を楽しみたい方は、あえて内包物が見えるものを選ぶのも良いかもしれません。
モルガナイトの注意点や耐久性は?
モルガナイトは、ジュエリーとして安心して身につけられる宝石です。モース硬度は7.5から8(最も硬いと言われるダイヤモンドは10)で、宝石の中では比較的硬い部類に入り、強い衝撃に注意して扱えば、日常的に身につけるには問題のない宝石です。 熱にさらすのは避けたほうが良いですが、光にさらされても退色することはありません。
モルガナイトのおすすめジュエリー
Fruitsjolie|フリュイジョリ
- 価格:33,000円
素材:天然モルガナイト、シルバー(K24コーティング)
品質:★☆☆☆☆
総評:手軽に誕生石ジュエリーを楽しみたい方にオススメ
agete|アガット
- 価格:60,500円
素材:天然モルガナイト、ダイヤモンド、K10ホワイトゴールド
品質:★★★☆☆
総評:アンティーク風のジュエリーが好きな方にオススメ
TSUTSUMI|ツツミ
- 価格:65000円
素材:天然モルガナイト、ダイヤモンド、K18イエローゴールド
品質:★★★★☆
総評:本物の素材を手頃に手に入れたい方にオススメ
BIZOUX|ビズー
- 価格:99,000円
素材:天然モルガナイト、K18イエローゴールド(プラチナなども選択可)
品質:★★★★★
総評:誕生石ならとっておきのものを!と考える方にオススメ
いかがでしたか?私が「これは素敵!」と思ったものだけを紹介させてもらいました。4選しかなく、ちょっと物足りなかったかもしれませんが、モルガナイトのジュエリーはそれくらいに市場に出回っていないことがわかりました。(本当は10選にしたかったんですが、そこまで無かった!)
個人的には、宝石は「自然がもたらした唯一無二の芸術品」だなーと思っています。色の濃淡、透明度に関わらず魅力があると思っていますので、あまりそういった価値に囚われすぎず、心惹かれるものを選んでみてくださいね。きっとそれがあなたにとって特別なジュエリーになってくれるはずですよ!